相手の背景を知ると問題は解決する理由

人間関係は、人生でいつもついて回るテーマです。なぜなら、人間関係が人生において一番大切と言えるほど、核心のテーマだからです。しかも、「人間関係は一筋縄ではいかない」そう思っている人が大半ではないでしょうか?なぜでしょう。それは、人間関係とはそういうものだからです。

といったらシンプルにこれで終了ですが、人によっては「殺したいくらい憎い」「受け入れてもらえなくて死にたい」など、相手を殺すor自分を殺すことの根っこには、人間関係が絡んでいることが多いです。生まれも育ちも無人島であれば、きっとそうした考えも出てきにくいでしょう。

なぜなら、人間関係によって満たされないニーズ、満たしたいニーズがたくさんあるからです。「愛されたい、良く思われたい、貢献したい」そんなニーズは、今の社会に溢れているのではないでしょうか?つまり、満たされてないところから出発するので、いつも不安や恐怖がつきまとっている状態ということです。

仕事で昇進したら安心、誇らしい、嬉しい。あの人から認められたら嬉しい、愛されてる感じがする。そんな気持ちが湧くということは、その逆のことが起こったら、逆の気持ちが湧いてくるともいえます。いつもこうした条件に縛られた人間関係の中にいたら、とても心が休まるものではないかもしれません。

だから、人と一緒にいる時間ばかりより、一人でいる時間が欲しいとか、人といても気の合う人としかいないとか、条件に合う人と一緒にいるという発想になりやすいのも事実です。でも、人間関係は幸せな気持ちをもたらしてくれるのも事実。じゃあ、そんな天国から地獄まで振り幅がある人間関係と、どう付き合って行けばいいのでしょうか?

人間関係を素晴らしいものにする方法。それは一言でいえば、「見る視点を高める」ということです。まず、人間関係のだいたいの問題は、
1.自分を理解してもらえない
2.相手を理解できない
に集約されるからです。

これは、相手の背景がわかっていない時に起こる問題です。また、背景が分かっても、気持ちが切り換わらなければ、解決しません。そして、背景を知るということは、見る視点が高くなるということです。視点が高くなれば、相手に対する見方が自然に変わります。

それが明確に分かれば、気持ちも変わります。そうなると、今までと同じ場面で感じる気持ちが変わってきます。背景を知ると、「なぜ、相手がそれをしていたのか?」という理由が分かります。今まで思っていたことと違うことがほとんどで、たとえ同じだったとしても、もっと深い背景がわかると、気持ちも変わります。