大切な人を失う「心の傷」とは?

あなたには、大切な人はいますか?

きっと、恋人、家族、友人など、
「この人は大切だ」と思える人が
誰しもいると思います。

ですが、時間の流れとともに、
大切さが分からなくなったり、
ちょっとした喧嘩からギクシャクして、
仲直りできないこともあるかもしれません。

その程度ならいいですが、
自分の心の中で育つ
「境界線」が、もっと大切な人を
分からなくすることがあります。

僕にも、大切な人がいます。

それは、おばあちゃんです。

小さい頃から、おばあちゃん子だった僕は、
ずっとおばあちゃんが大好きでした。

お母さんがイライラする人で、
したいことができなかったので、
なんでも「いいよ」と言ってくれる
おばあちゃんが大好きでした。

一緒にいるだけで、安心して、
気を使わない自分でいられました。

おちゃらけても、笑ってくれるし、
いつもニコニコしていました。

そんなおばあちゃんは、
僕にとって心のよりどころでした。

いつも、学校が終わったら
おばあちゃんのところに行って、
ご飯を食べていました。

だから、一緒に住んでいなくても
一緒に住んでいるような感覚でした。

でも、僕の中でだんだんと
「境界線」が育っていきました。

これは、価値がない自分
という境界線です。

「もっとこうしないといけない」
「もっとああしないといけない」

そうしないと、
自分には価値がない。

そんな自分になるにつれて、

何かをすることで価値がある
と感じるようになりました。

それから、いろんな結果が
出るようになりました。

専門学校のバレーボールでは、
全国準優勝したり、

社会に出てからは、
色んな成功者と会って
お話ししたり、仕事をしたり。

でも。

おばあちゃんのことが、
いつの間にか嫌いに
なっていました。

あんなに好きだったのに。

僕を見て、ニコッとするたびに、
イライラが止まりませんでした。

「なんで何もやらないんだ!」
「そんな人生何が楽しいの!?」

そんな、昔の自分ではありえない
気持ちが湧くようになりました。

だから、できるだけ、
一緒にいないようにしました。

そのほうが楽だからです。

それでも、毎日価値がない自分から
スタートするから、そんなことを
気にしている暇もありません。

お金を稼がないといけない。
仕事をしないといけない。
結果を出さないといけない。

「〇〇しないと価値がない」

僕は、そんな境界線を
知らないうちに
引いていました。

そんな境界線を、
消すことができたのは、
身が引きちぎれそうなぐらい
苦しいことが起きたからです。

大好きな女性にフラれました。

フラれたことで、
強烈に「価値がない自分」
を受け入れざるを得ませんでした。

それからずっと、
そのことが頭から
離れませんでした。

付き合えそう!っていう期待を
持って、一気に失望したので、
そのダメージも半端じゃありません笑

でも、そのおかげで、
「なんでこんなに心が痛むんだろう?」
と、1つの質問が持てるようになりました。

なんでだ?
なんでだ?

この質問の答えを探していたら、
ようやく答えが見つかったんです。

それは、
小さいころの自分に
ありました。

小さいころ、
お母さんとの関係で引いた、
この境界線。

「価値がない自分」
という線を引きました。

この境界線を
見つけることが
できたのです。

その心の線は、見れば見るほど
細かく、細かく、たくさん
引かれていました。

その線が、だんだんと
見えるものを曲げていました。

そして、その線を見るたびに、
その線は消えていきました。

線を引いた理由がわかったら、
線から自由になることが
できるからです。

そうやって境界線を消したら、
今まで見えなかった
ことが見えるようになりました。

価値を埋めるために、

高い服を買って頑張ったこと、
勉強して自分を強く見せようとしたこと、
かっこいい自分でいようとしたこと、

そんな自分が見えてきました。

そして、価値がないと思う人と
付き合わないようにしたこと。

その一人が、おばあちゃんでした。

心の線は、大好きなおばあちゃんが、
嫌いになるように、嫌いに見えるように
引かれていました。

それを知った瞬間、
涙が止まりませんでした。

「一番大切な人が、、、見えなくなっていた。
小さい頃大好きだったのに。
嫌いなのが当たり前になってしまっていた」

おばあちゃん、
本当にごめん。
本当にごめん。

周りの意見に振り回されて、
一番大好きなおばあちゃんの姿が
見えなくなっていた。

価値があるないなんて
小さな物差しじゃ測れない
心のよりどころを忘れていた。

心の線が消えたら、
大好きだったおばあちゃんへの
気持ちが戻ってきました。

価値を見出そうとする
無価値な自分も
おとなしくなったのです。

僕は、そんなストーリーが
ありました。

幸せな成功者が、心の傷が癒えた後、親への
本当の気持ちに気づき、どんなものが手に入っても、
それだけは後悔するという話を聞いたことがあります。

心の傷は、大切な人を
大切な人じゃなく
見せてしまうことがあります。

それも、心の線が見えたら、
明確に昔の自分に気持ちが
戻っていきます。

その線が見えないから、
昔の気持ちが思い出せない。

今の社会の「当たり前」は、
自分をより大きく見せること
が強いからです。

それは、
・ここではこうしなきゃいけない
・この人にはこう接しないといけない
・これはしちゃいけない

などの、ルールがたくさんあります。

このルールの中で、「ねばべき」や
「心の痛み」を感じたら、それは
知らず知らずのうちに、心の線を
引き始めています。

それが、あなたの大切な人が
見えなくなる線かもしれません。

まずは、その線を引いていないか、
昔の自分と今の自分の違いを
振り返ってみてください。

そして、もし線を引いているなら、
その線を消す方法をお伝えします。

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